在留資格更新前に企業が必ず確認すべき3つのポイント
6〜7月は多くの企業で在留資格更新のピークを迎えます。
しかし、更新直前になってから「実はこれ、準備できていなかった…」という相談が毎年のようにあります。
留資格の更新は、単に“書類を出せば通る”ものではありません。
企業側の管理状況がそのまま審査に反映されるため、事前のセルフチェックが非常に重要です。
この記事では、企業が更新前に必ず確認すべき3つの重要ポイントを、行政書士の視点から整理します。
🔍1. 住民税の未納がないか
在留資格更新で最も多い指摘のひとつが住民税の未納です。
なぜ住民税が重要なのか
住民税は「日本で生活している証拠」として扱われ、未納があると
- 生活基盤が不安定
- 納税義務を果たしていない と判断され、更新が不許可になる可能性があります。
企業が確認すべきこと
- 社員本人が納税通知書を受け取っているか
- 普通徴収か特別徴収か
- 未納がある場合、納付計画を立てているか
特に新卒採用や転職直後の外国人社員は、税の仕組みを理解していないケースが多く、企業側のフォローが重要です。
🔍2. 社会保険の加入状況
社会保険の加入は、更新審査で非常に重視されます。
加入していないとどうなるか
- 法令違反の疑い
- 企業の管理体制に問題がある と判断され、更新が難しくなることがあります。
企業が確認すべきこと
- 健康保険・厚生年金に加入しているか
- 扶養の状況が正しく届出されているか
- 給与明細に保険料が正しく反映されているか
特に「週30時間未満の契約」「短時間労働」などは誤解が多く、加入漏れが起きやすいポイントです。
🔍3. 実際の業務内容が在留資格と一致しているか
更新審査では、実際の業務内容が最も重視されます。
よくある指摘例
- 技術・人文知識・国際業務なのに、実際は単純作業が多い
- 配属変更により業務内容が変わっている
- 役職名と実務が一致していない
企業が確認すべきこと
- 職務内容が在留資格の範囲内か
- 配属変更があれば、職務記述書(Job Description)を更新しているか
- 実務と契約書の内容が一致しているか
特に「国際業務」や「翻訳・通訳」は、実務の幅が広いため、説明資料の準備が重要です。
📌まとめ|更新前の“3点チェック”でトラブルを防ぐ
在留資格更新は、企業の管理体制がそのまま審査に反映されます。
今回の3点を押さえておけば、更新手続きはスムーズに進みます。
- 住民税の未納がないか
- 社会保険に適切に加入しているか
- 業務内容が在留資格と一致しているか
もし不安な点があれば、早めに専門家へ相談することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
🖋 最後に(自然なCTA)
外国人社員の更新手続きは、企業ごとに状況が異なります。
「うちのケースはどうだろう?」という疑問があれば、いつでもご相談ください。
実務に即した形で、最適な対応をご提案します。

